旅の終わり。
こんばんわぐー
みなさん、ブログではお久しぶりです。
今年もこの季節がやってきたと言うことで、
Wake Up, Girls! Advent Calendar 2020の末席に座らせて下さい。
adventar.org
2020年12月15日の書き手は、ほうすんです。
2017年からこの企画に参加させて頂いていて今年で3回目。
何について書こうかなと考えていました。
「Wake Up, Girls!」というコンテンツの両翼、アニメと声優ユニット。
アニメは2018年1月に最終回を迎え、声優ユニットは2019年3月に解散をしました。
では、今2020年に何を書き残すのか。どうしようか。
長文を書くことも久しぶりなので、リハビリがてら本題に入る前に私の出会いの話をできればと思います。どうかお付き合いください。
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- きっかけ
2017年、色々訳あって東京から実家の新潟に帰り絶賛ニートだった私が毎週欠かさず観ていたのは、A&G NEXT BREAKS FIVE STARSでした。
東京の時から、声優ラジオが好きで、FSも開始当初の2015年から聴いていました。水曜日担当の田中美海さんについては「WAGというユニット活動をしている」という認識でした。
その当時や以前にも無意識的にWUGメンバーが出るラジオやニコ生、アニメを見ていたような気がします。
でもそれは全て点でありました。
そんな中、FS番組内でもよく話題にしているツアーが、今回もやっているらしいという感じで、自室からぼんやりと興味が惹かれました。
ch.nicovideo.jp
「ツアーもいよいよ佳境で、あとは沖縄、広島と千秋楽の東京を残すのみなんですが、もう広島と千秋楽のチケット完売しちゃったんです。」
そんな事を言っていたような気がします。
『へー、WAGさん人気なんだな。最近色々なアニメでもラジオでも名前を聞くし、もしかしたら、行ったら楽しいかも…でも、アイドルのライブかぁ…』
点と点が線になった瞬間でした。
Wake Up, Girls! 4th LIVE TOUR「ごめんねばっかり言ってごめんね!」
東京公演追加発売情報
千秋楽の追加発売が、告知されていたのでまあ一応取ってみようと意気込んだのです。
そこからは急速だったと思います。
アニメや声優ユニット、メンバー、楽曲、歴史、ファンであるワグナーについてなど、ニートで時間が無限であることを理由に毎日様々に調べ尽くしハマっていきました。
過去を振り返る為にファンの方が残したものを辿ろうとブログを調べ尽くし、その全てに目を通しました。
housun.hatenablog.com
そして、4thライブツアーの千秋楽、Zepp Tokyoの夜の部、2階のスタンディング席。それはきっと会場内の一番後ろの席でした。
人と人の隙間から見え隠れする初めてみるWake Up, Girls!のメンバーたち。新参者の私にとってこれ以上ない最高の席でした。
芝浦ふ頭まできたぞ、
— ほうすん (@housun_) 2017年9月16日
ファイナルビブス買うしかないな
この頃から、ファイナルビブサーである。(死語)
「これが、Wake Up, Girls!だ!これからもついてこーい!!!」
それまで抱いていたほんわか仲良し女の子達のイメージとは違って、なんなんだこの子たちは…と。痺れました。今でも鳥肌と共に思い出せます。あの時の迫力と想いが。
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最初はこんな感じでの出会いでしたね。
そこからは無我夢中で2018年、2019年と追いかけていきました。
そして、2020年。WUGが街の中に消えていった世界は、なんだかとても厳しい現実世界でした。
そんな中でもどうしてもしておきたかった事。
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- 彼の地を訪れる
それは、気仙沼とTUNAGOのMV撮影地に行くこと。
アニメを観て、声優ユニットの思いに触れて、ワグナーを知って、たくさんの物事が見えてきて必ずしておかなきゃと思っていました。
でも、聖地巡礼って一つの自己満足じゃないですか。
自分がアニメやドラマの舞台になった土地に勝手に憧れて、その場所に赴き自分が物語に没入したかのように、写真を撮ったり、ご飯を食べたり。
その場所に生きる人々の事を考慮に入れず、自己陶酔する。
自分に酔うような行為を、想いが溢れた土地で軽々しく出来ない。とずっと考えていました。
でも、そんな中最期の舞台に華を添えたラジオパーソナリティの方が番組内で、「聖地とか抜きにその街を好きになろう。自分で帰る場所を作ろう。」みたいな事をおっしゃっていて。
そうだな、自分がまた来たいと思える場所を見つけに行こうと北へ向かったのです。
辿り着いた、憧憬の地はとても静かでした。
この情勢+繁忙期でもない平日に訪れたこともあり私のような余所者は少なく、出勤に向かう人、定休日のお店など、私が望んでいた風景でした。
実際に辿り着いて一応写真は撮ったものの、3〜4時間行く当てがなくカフェで結局ネットサーフィンしていたり、行きたかった居酒屋が満席で断られコンビニ飯になったりしました。
その中で思ったことは、「訪れた私へ物語みたいに特別な事など無く、何処にでもその土地の日常がある。私は勝手にお邪魔している。」という事を再認識出来た事。
でも、それはそうなのです。自分の地元にいたとしても、どこか他の場所に行ってもきっとそう。
人も、場所も、食べ物も、ただ存在して存在する分だけの輝きを放っている。それ以上の想いを勝手に答えてくれるようなご都合は存在しない。
それで良いのです。アニメやドラマのような奇跡はなく日常がある。でもその日常がある事にしっかりと感謝して忘れてしまったらダメなのだと。
そんな気持ちにさせてくれました。
その街は生きていました。
声優ユニットWake Up, Girls!の「TUNAGO」のMVで出てくる、石巻市サン・ファン・バウティスタパークはアニメで出てくる気仙沼と同じくらい行くべき土地だと思っていました。
彼女達がこの曲をここで歌った意味。ここから世界へ旅立った先人達。そして震災を乗り越えた土地。
たくさんの想いを受け止めて、次へと繋いでくれる。そんな場所でした。
そうやってこの数年、彼女達の最期を、彼女達の行先を、想いの地を、自分の好きを、様々に向かい合って思った事がありました。
そうだ、ここで一つの区切りにしよう、と。
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- 好きを区別する。
私自身が何が「好き」なのか今一度見つめ直し、しっかり分けることにしました。
良いことに、現在の私はあの頃のようなニートではなくなり忙しくさせてもらっています。
そんな勝手な理由も相まって考えることにしました。
でも、同時にとても残酷なことであると思っています。
好きを分けることは、好きではないことも認識することでもあるからです。
あの日、あの時、しっかりとそれぞれのその先を託されました。
と共に「Wake Up, Girls!」よろしくと託されました。
結果、私は各々よりも7人と七人が揃った「Wake Up, Girls!」が一番に好きなんだと、再認識する事が出来ました。
ー
- これからの話。
2021年はどう生きていこう。
まずは、自分用に勝手に更新している7人の予定表を2020年でやめようと思います。
自分自身が放送の全てを見切れなくなったのもあります。
青山さんが「色」について考えていたのもの大きいです。
www.animatetimes.com
私が彼女達をまだ色付けしているのは、おかしいのではないかと思うようになりました。
じゃあ、これから何を推していくのか?なんて決まっていません。
緩やかに自分のペースで7人を推していくつもりです。
他のアイドル、声優ユニットに熱狂することはないでしょう。
仕事に熱心して、たまに宮城に行ったり東北に行ったりと一人旅をする。
そして、よりWUGに近づいた時だけ蘇る、まさしく「WUGの亡霊」として生きていくでしょう。
それが私の大好きな思い出との向き合い方であり、居心地の良い方法なのかも知れません。
さて、今回はあまり面白くもない記事なっちゃいましたね。
たくさんの人に見られる用のはてなブログより、
housun.hatenablog.com
自分自身用の独り言を書くワードプレスに近い感じになりました。
housun.wordpress.com
安心して下さい、他の方のWake Up, Girls! Advent Calendar 2020の記事はめちゃくちゃ面白いので!
さて、今回も含め最近更新されたWUGについてのブログをまとめなきゃ!
WUG新章についても総括したいし、URAから千秋楽に連なる永野愛理さんについて書きたいというか語りたい!
まだまだやることはあるんだよなー
でも、一旦
これにて完結です。
— ほうすん (@housun_) 2020年9月28日
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